毎日新聞で報道されました。(2017年3月8日開催)

 高齢化社会について考える連続講座の第2回「健康長寿はお口の衛生から」(毎日新聞社後援)が8日、大阪市北区の大阪大中之島センターであり、約200人が参加した。

 最新の研究成果や口腔(こうくう)ケアの現状などを4人の専門家が説明した。大阪大の天野敦雄教授は、歯周病が引き起こす病気について話した。阪井丘芳(たかよし)教授は、ドライマウス(口腔乾燥症)と肺炎の関係、池辺一典准教授はそしゃく力の低下が運動機能の低下を招く原因について講演。「りょうき歯科クリニック」の歯科衛生士、木村浩臣さんは高齢者らの施設や自宅などの訪問診療で指導しているケア方法について説明した。質疑応答では、日々のケアや電動歯ブラシの良しあしなど、身近な話題に関心が集まった。【竹内梓】KAZ_9440