健康寿命を延ばすには 「老いない体づくり」 大阪・北区 /大阪 毎日新聞2016年11月29日 地方版

 高齢化社会について考える連続講座「老いない体づくりを目指す」(毎日新聞社後援)が28日、大阪市北区の大阪大学中之島センターであった。活力ある長寿社会を目指してフォーラムなどを企画する「健康長寿プロジェクト21」推進機構の主催。約200人が参加した。連続講座の初回で、約1年間で計5回の講座を予定している。

 同機構座長の小野啓郎・大阪大名誉教授(整形外科)が「人間の老化とはなにか」と題して講演。続いて神出計・大阪大教授(老年医学)が「握力や歩く速さなどの身体機能、栄養状態、認知機能で老化度を知ることができる。この三つを健常に保つことが、『健康寿命』を延ばすために大切」と話した。

 また、中屋豊・徳島大名誉教授(栄養学)は「要介護を防ぐための栄養学」と題して講演した。「たんぱく質の摂取と筋力トレーニングの組み合わせで筋力低下を防ぐことができる」と説明した。

 最後に3人が「老いない体づくりのために」をテーマにパネル討論した。会場からの質問に応じて、中高年の筋力トレーニングや、食事の取り方について解説した。(詳報は12月20日の夕刊に掲載の予定です)

健康長寿講座20161128

パネル討論で発言する(右から)小野啓郎・大阪大名誉教授、神出計・大阪大教授、中屋豊・徳島大名誉教授=大阪市北区中之島4の大阪大学中之島センターで